アメリカの有識者が、今回の大震災、並びに原発事故の影響で、
日本が貧しい国になるだろう、という見解を示している。
まあそんなことは、わざわざ言われなくたって、大方の人は
わかっているのではないかな、と思うのだが。
何しろ、東北地方の大部分で壊滅的な震災被害を受け、人や企業は
多く亡くなってしまったわけだし、その影響で被災地以外でも
慢性的な物資不足に陥り、食品や製品の製造業は、原材料不足で
生産調整を余儀なくされている。
さらに、原発事故によって計画停電も発生していて、電力消費を
抑えるために、東日本ではあらゆるサービスが自粛ムードになり、
消費が大きく冷え込んでいるのだ。
また、夏場になれば停電の頻度や時間が増えることが予想されるし、
それによって操業停止になる工場なども出てきそうである。
ここまで悪いことが重なっているのに、日本が富むわけなんてない。
だから、今後貧しい国になるのは自明の理なのである。
問題は、一体どこまで落ち込むのか、また、どれぐらいの期間
下向きになるのか、ということである。
期間が長ければ長いほど、日本依存のものが、別の国のものに
取って代わられてしまい、挽回が難しくなってしまう。
それが最大の分かれ目だと思われる。